生前にこの言葉を残したバリスタは、私たちの活動をどんな思いで見守っているのであろう。
昨年の JCF にて、コラム「珈琲がもたらすもの」を寄稿し、はや 1 年。彼の遺志を継いだ CalmestCoffeeShop と私たちは、今も月に一度、高野病院コーヒーサーブボランティアを続けている。
いま、私たちは珈琲がもたらす「人のつながり」を目の当たりにしている。
CalmestCoffeeShop に関連して、犯罪被害者支援イベント「CoffeeAidDay」を紹介したい。
それは、犯罪被害者のパネルの展示と、店舗でも使われているお盆などの刑務作業品がともに存在する空間である。来場者はコーヒーを手に、犯罪について考える一日となる。そこで“ふるまいコーヒー”を淹れているのが、私たちである。
後日、イベントを通して出会った地元の高校生が病院のコーヒーサーブに参加したことは、象徴的な出来事であった。
一杯の珈琲が誰かの生きる希望を取り戻し、人生の終わりに豊かな時間を与え、また誰かの罪への不安定な足どりを断ちきることになるのなら…
多様な効能の想像と創造に、珈琲の醍醐味があるのではないだろうか。
いま、当たり前に隣に居る人々へ、感謝の一杯を。
熊本地震から 10 年、いま、人とのつながりに何を思うだろう。令和八年 初夏

“日常のひとときを珈琲とともに”
私たちは珈琲を楽しむだけでなく、日々の暮らしに彩りと温もりを届けたいという想いで活動しています。
熊本大學珈琲研究會は今年、五代目の時代を迎えました。これまでの歴史を受け継ぎ、発展させる一年にしたいと考えています。
月に 2 回開催しているドリップ会で研究することはもちろん、学園祭や地域での珈琲ボランティア、コラボ出店など、私たちは様々な場面でその「つながり」を形にしてきました。
これからも誰かの心をほっと和ませるため、 目の前の一杯に愛をこめて、 私たちの挑戦は続きます。


読者の方への挨拶とイベントへの意気込み
熊本の地より、心を込めた一杯を。
熊本の節目の年、熊本大學珈琲研究會にとっても歴史的な年になりますように。みなさんとの素敵な出会いを楽しみに、 くまモンと一緒にお待ちしております。

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